総社古墳群は、総社地区を中心とした利根川右岸の南北約1.4kmの範囲に分布しています。【アクセス】JR群馬総社駅から徒歩・自転車750m ★地図★
古墳名 墳形 規模 所在地 立地 出土品、備考 引用
総社二子山古墳(総社町11号古墳)前方後円墳 全長89.8m、後円部径44.9m、前方部幅61m、 総社町植野 横穴式石室×2、頭椎太刀刀子、勾玉、耳環、鈴釧、鉄鏃、須恵器、埴輪 総社古墳群総括報告書(2023)

北西から前方部。墳丘は、前方部が後円部を上回る規模で2段築造、葺き石を施し、埴輪が使用されている。周溝を含めた兆域の主軸長は164mあり後期後半の同地区古墳の最大クラス。6世紀後半の築造

西から。綿貫観音山古墳と多くの共通点(墳丘規模、形状、後円部石室)が指摘されている。

前方部から後円部。

後円部から前方部

東から後円部。石室は、後円部、前方部両方に設けられていて、それぞれに構造を異にする得意な事例である。いずれも基段上に構築されており、墳丘の主軸に直行してほぼ南に開口する。

前方部の石室。(現在閉鎖)玄室入口の天井には擬似マグサ石を架設している。

輝石安山岩の大ぶりな自然石使用の乱石積。全長8.7m、玄室長4.2m、奥幅2.2m、高さ2.16m、羨道長4.07m、幅1.65m。

奥から外。前方部出土の頭椎大刀は、綿貫観音山古墳出土の銀装大刀に酷似しており、後円部石室との構造上の共通点とあわせて構築年代の近いことを暗示している。6世紀後半の築造

後円部の石室。崩落していて見学はできない。後円部の玄室は、綿貫観音山古墳と同巧で、奥行き6.8m、奥幅3.4mあって、これに次ぐ県下最大級の規模であり、軽石質の角閃安山岩の削り石を用いて壁体を構築しており、一部に切組手法もみられ、壁面にかなりの転びがある。奥壁は多石構成、天井石は崩落しているが巨石3石が現存している。

(現地案内板より)
(現地案内板より) 史跡 二子山古墳(総社)2段に築造された前方後円墳である。その規模は現状で全長約90m、前方部前幅61m、後円部径44mであり、前方部が大きく張り出している。 埋葬主体は前方部と後円部に各一つずつ横穴式石室が確認されている。後円部の石室は、榛名山二ツ岳から噴出したと考えられる角閃石安山岩を加工して使用しており、その規模は現状で全長約8.6m、玄室長約7mである。前方部の石室は、自然石を使用したもので、全長8.7m、玄室長4.2m、同幅2.1mであり、両石室ともに規模は大きい。 石室に使用している石材などから前方部の石室がやや古く、6世紀末期に構築されたものと考えられる。
(撮影 2003/11)
コメントありがとうございます。この辺りは現存古墳が多いので用地買収など難しい問題…