総社古墳群は、総社地区を中心とした利根川右岸の南北約1.4kmの範囲に分布しています。【アクセス】JR群馬総社駅から徒歩・自転車1.4km ★地図★
古墳名 墳形 規模 所在地 立地 出土品、備考 引用
宝塔山古墳(総社町9号古墳)方墳 1辺約60m、高さ12m 総社町総社 横穴式石室 総社古墳群総括報告書(2023)

北から。周堀の一辺は104mにもおよぶ大型の方墳。終末期古墳で7世紀中葉から第3四半期の築造と推定される。

西から。3段築造で葺き石がある。

墳頂。秋元氏歴代墓地(市指定史跡)

石室羨門。羨門前に平面台形の前庭がある。複室の截石切組積の横穴式両袖型石室。全長12m。

羨道、前室、玄室からなる構成で、それぞれの入口には、羨門、前門、玄門を設けている。

石室の構築には、おそらくは寺院の建立に用いられたと見られている高度の石工技術が駆使されている。

玄室のプランはほぼ正方形で、脚部に格狭間をくり込んだ精美な家型石棺を安置する。

家型石棺

天井石も、四辺をL字状に欠き取って、上から壁面に落としこんで組み合わせている。壁面には、前面に漆喰が塗られていて、壁画が描かれていたことも推察される。


奥から外。

(現地案内板より)史跡 宝塔山古墳一辺の長さ約55m、墳丘高11mの規模を誇る方墳である。この規模は方墳としては全国的に見ても大きい。 主体部は墳丘基壇上に造られた横穴式石室で、羨道、前室、玄室の三室にわかれている。石室の壁は精巧に加工した切石を使用して積み上げ、随所に切組積の手法もみられる。特に天井石及び玄室入口の玄門の加工は見事である. 石室の規模は、全長12.4m、玄室長3.3m、同奥幅3.02mである。玄室には家形石棺がある。その底部は四辺ともに格狭間の形にくりぬかれ、古墳への仏教文化の影響を物語っている。この古墳は、県内古墳の最終末期に造られたもので、7世紀末から8世紀初頭の頃に位置づけられよう。(現地案内板より)
(撮影 2003/11)
コメントありがとうございます。この辺りは現存古墳が多いので用地買収など難しい問題…