5月 292025
 

奈良古墳群は、薄根川(利根川の支流)中流域の河岸段丘上に分布する群集墳です。59基が確認されていますが現在16基程度が残っているだけです。7世紀中葉から8世紀前半にかけて築造されたものと推定されます。【アクセス】JR沼田駅から徒歩・自転車5.5km、駐車場有 ★地図★
古墳名 墳形 規模 所在地 立地 出土品、備考 引用
奈良古墳群10号古墳(池田村6号古墳) 円墳 東西径11.0m、南北径12.0m、高さ1.93m(南側裾部)、1.0m(北側裾部) 奈良 横穴式石室 沼田市史

西から。分布域の最東端。墳丘はかなり崩れている。ここに以前は案内板があった。

羨道部天井石は消失。

玄室。転石主体で割石と転石の両方を使用した通し積みであるが乱石積の傾向が強い。右壁部にT字形に主軸にほぼ直角で側室を付設している。写真右手前が側室入口。

側室。初めて見ました。感動!入口幅0.85m、高さ0.9mで、玄室の左側壁と同様に転石主体の通し積み。

袖無型。左が側室入口。全長5.20m、羨道長2.20m、玄室長3.00m、羨道幅0.85m~1.05m、玄室幅1.05m~1.42m、玄室高1.42m~1.70m、羨道高1.42m。このト字型側室付設袖無し型横穴式石室は群馬県内ではもう1例確認されているだけ(群馬町のオハンナ古墳)の希少なものである。奈良古墳群形跡初期段階の7世紀初め頃の築造と推定されている。

(撮影 2005/04)

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