6月 252024
 

成塚向山古墳群は太田市北部の八王子丘陵上にあり、2基の古墳が残っていました。北関東自動車道の用地内(太田強戸PA)にあたることから(財)群馬県埋蔵文化財調査事業団により発掘調査されています。(2004/07)【アクセス】 ★地図★
古墳名  墳形 規模 所在地 立地 出土品、備考 引用
成塚向山2号墳 円墳 径18m 成塚町 丘陵 円筒埴輪、形象埴輪 成塚向古墳群現地説明

南から。1号墳の南側で比高差約7m下に築かれている。横穴式石室を持つことから6世紀代、1号墳の200年後に築かれたことになる。説明によればタブー視された場所にあえて力を誇示するために作ったのではないかとのこと。石室の軸は、北は1号墳、南は1.8km先の前期前方後円墳である亀山古墳(墳丘上から見える)を指している。

チャート(山石)を使った横穴式石室。すでに盗掘され副葬品は残っていないらしい。

無袖型

南西側の埴輪列。巫女や馬の形象埴輪らしい。

北側の円筒埴輪列。平地を見下ろす2号墳    1号墳のある丘には、たくさんの古墳がある周りの丘とは異なって、その後全く古墳が造られませんでした。そして二百年ほどした6世紀後半、この南側下に2号墳が一つだけ築かれました。長くこの丘は聖なる場所として見られ、2号墳に埋葬された人だけがそのタブーを破ったのかもしれません。  この2号墳は盗掘を受けていましたが、周りには珍しくもハニワを並べた跡がきれいに残っています。  ここからは太田西部の平地が良く見渡せます。特に歴史を伝える多くの古墳が目に入ります。近くには南東の寺山古墳(1号墳と同じ前期)、南側の鶴山・亀山古墳(中期)が目に入り、遠く南西には大きな宝泉茶臼山古墳(中期)も望めます。金山を背景にしたこの美しい景色は、長く千四百年以上もの間、太田市民の先祖たちが親しんだものでした。(第3回現地説明会説明板より)資料 成塚向古墳群現地説明会資料及び現地説明より

出土品

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