12月 012024
遺跡名38A04(下佐野古墳群)は、烏川左岸に沿って帯状に分布しています。★地図★
古墳名 墳形 規模 所在地 立地 出土品、備考 引用
漆山古墳(佐野村27号古墳) 前方後円墳 *全長61.2m、前方部高さ6.0m、後円部高さ7.5m 下佐野町蔵王塚 大刀、馬具、金環、人歯、*円筒埴輪、*形象埴輪 新編高崎市史

西から後円部。前方部は約1/2が失われている。佐野古墳群の最終段階の前方後円墳で6世紀末葉から7世紀前半の築造と推定されている。

南向きに開口する横穴式石室(2004年所有者の許可をもらい見学)

羨道部は手前よりが失われている。羨道長4.24m。高さはまぐさ石の手前で1.85m。

玄室。玄室長3.73m、奥幅2.21m、天井高2.25~2.43m。

両袖型。加工された凝灰岩を互目積にしている。
(撮影 2004/01)