大室古墳群(前橋)は、赤木山南麓のほぼ中央の丘陵性台地に立地しています。国指定史跡の前方後円墳を中心に8基が大室公園内に保存されています。【アクセス】上毛電鉄新屋駅から徒歩・自転車3.9km(前橋駅から徒歩・自転車バス有)、公園駐車場、見学自由(石室内立入休日のみ開放) ★地図★
古墳名 墳形 規模 所在地 立地 出土品、備考 引用
前二子古墳(荒砥村51号古墳) 前方後円墳 主軸長94m、後円部径69m、前方部前幅65m、高14m、 西大室町 丘陵、山林 鏡、金銅製馬具、鉄鉾、須恵器、土師器、円筒埴輪、形象埴輪、横穴式石室 現地案内板、群馬県古墳総覧

2段築成で上段には葺き石が施されていた。堀を含めた全長は148mにもなる。6世紀前半の築造と推定される。

円筒埴輪が下段平坦面、外堤両端、墳頂部にめぐらされ、総数1340本と推定される。

前方部から後円部

後円部から前方部

復元された両袖型横穴式石室。石室全長13.8mで群馬県では最初の頃のもの。

長い羨道部。羨道長8.6m、幅1.2m、高さ1.8m。照明器具完備でこれほど清潔(!)な石室は珍しい。さすがリフォーム済み物件。

玄室入口は蓋がしてあって中には入れない。

玄室長5.2m、幅1.7m、高さ1.8メートル。前二子古墳復元プロジェクトの一環で2007/05に設置された須恵器・土師器。アーネスト・サトウのスケッチで有名なトリ・カメ・ヘビ・カエルの小像のある装飾付須恵器もあった。

羨道部を奥から

現地案内板 1

現地案内板 2
以下、2003年、石室保存修理の現地説明会の様子。

羨道部分を解体して石室外側の様子が見られる状態。

羨道部分にあった天井石は一時撤去。敷石の上面にはベンガラによる赤彩が鮮明に残されていたそうである。墳丘の断面から構築の様子がわかる。

解体前の石室の写真はHP「古墳のお部屋」で見ることが出来る。
(撮影 2003/08、2005/11、2008)
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