1月 192026
 

飯塚古墳群(小山市)は、思川と姿川に挟まれた台地上に分布しています。かつて40基以上の古墳があったといわれています。(思川近くの群集墳と琵琶塚・摩利支天塚は築造年代に隔たりがあるが、ここでは広義の飯塚古墳群とした。)【アクセス】JR小金井駅から徒歩・自転車4.4km、駐車場有 ★地図★
古墳名 墳形 規模 所在地 立地 出土品、備考 引用
琵琶塚古墳 前方後円墳 全長約124.8m、前方部幅約70m、高さ約9m、後円部直径約75m、高さ約11m 飯塚 台地 円筒埴輪、形象埴輪、土師器 小山市HP、探訪とちぎの古墳、現地説明会資料

南東から。左が前方部、右が後円部。県内最大級の前方後円墳で隣接する摩利支天塚古墳に後続する6世紀前半の築造と推定されている。(近年の調査で吾妻古墳の墳丘長が127.85mと判明し琵琶塚は県内2位となった。)史跡整備のため発掘調査が行われ平成27年3月に現地説明会が開催された。

盾形に巡る二重の周溝をもち、中堤が良く残っている。

後円部墳丘は3段築成。今回の調査で墳長124.8mであることが判明した(従来は123m)。

第1段テラス面の埴輪列。円筒埴輪と他に朝顔形埴輪が数本置きに密に並べられ、墳丘を全周するものと推定されている。

第2段テラス面の円筒埴輪。こちらも埴輪列が全周するものとみられる。また墳頂から落ち込んだ埴輪片もみられ、墳頂にも埴輪が建てられていたものと考えられている。形象埴輪はまだ発見されていないが、ある可能性が高いとのこと。

後円部墳頂。熊野神社を祀る。主体部はまだ発見されていないが、平坦面が少ないことから竪穴系ではなく横穴系ではないかとのこと。

後円部から前方部

前方部から後円部

南から前方部。こちらは2段築成。今後、摩利支天塚古墳と合わせて公園として整備されるそうである。

前方部の埴輪列

平成26年度の調査で出土した円筒埴輪。○や×といった記号?が見られる。何を示すのかは判然としないが、埴輪窯を示すとか並べる場所を示すと考えるのも楽しい。

現地説明会資料より

(撮影 2014/04,2015/03)

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