本古墳は、神流川左岸藤岡台地上の天龍寺境内にあります。【アクセス】JR群馬藤岡駅から徒歩・自転車1.0km、寺駐車場、見学要許可(石室内立入は震災後不可) ★地図★
古墳名 墳形 規模 所在地 立地 出土品、備考 引用
霊符殿古墳(藤岡町7号古墳) 前方後円墳か円墳 後円部径33m、高さ5.9m 藤岡字東裏 台地 横穴式石室、周堀 藤岡市史

南から。墳頂に霊符殿を祀り、西側には周溝の名残りと見られる沼地がある。東裾はJR八高線で削られており、市史では前方部を東に向ける前方後円墳(前方部消失)としているが、より新しい資料である「藤岡の文化財探訪」では「地籍図などに前方部の残影が認められないことから円墳の可能性もあります」としている。

南向きに開口する全長9.02mの横穴式石室。羨道手前の石積みは後世のものか。6世紀末頃の築造と推定されている。(ご住職のご好意で内部を見学させていただいた。なお東日本大震災後、入室はできなくなったそうです。)

羨道。羨道長4.05m、同幅84~99cm、同高84~87cm。片岩と珪岩を用いた模様積み。玄室入口袖の手前にマグサ石が架設され、その下には大石(シキミ石か?)がある。

玄室。玄室長4.97m、同奥幅1.73m、同前幅1.31m、同奥高さ1.84m、同前高さ1.57m。片岩と珪岩を用いた模様積で。平面形は羽子板状。

奥壁。市内の伊勢塚古墳ほどではないが美しい石室だと思う。

奥から。天井石は牛伏砂岩の巨石。

両袖型。袖上の巨石は牛伏砂岩で、羨道より高い位置に架設している。

羨道を奥から。

(撮影 2009/12)
コメントありがとうございます。この辺りは現存古墳が多いので用地買収など難しい問題…