7月 102024
貧乏塚古墳群は、金山丘陵西部の浅間山南斜面に分布しています。
古墳名 墳形 規模 所在地 立地 出土品、備考 引用
貧乏塚古墳群 円墳 径10m未満 長手町 丘陵 横穴式石室 太田市史

西から遠景。三枚橋病院東の丘陵斜面に分布する群集墳。径10m未満のごく小規模な古墳ばかりで構成され、太田市史の分布図では27基がマークされている。古墳時代終末期の群集墳と推定されている。

丘陵上の西山公園遊歩道から長手町方面へ降りてくると上方斜面に数基見ることができる。

これがおそらく群中最大規模。

墳頂に石材が散乱しているものが見られた。市史によると「横穴式石室も、本来の機能を持つとするには小型すぎる構造のものが多い。横穴式石室古墳の退嬰形態とするべきものであろう」としている。


冬季以外の見学は困難であろう。
(撮影 2014/12)