7月 062024
寺ヶ入古墳群は、金山山頂南の大八王子山東麓で寺ヶ入の集落からその北方の谷を望む斜面に分布しています。隣接する内並木古墳群と合わせ約40基が確認されています。
古墳名 墳形 規模 所在地 立地 出土品、備考 引用
寺ヶ入古墳群 円墳 大字太田字入太田口 太田市史

群の北端付近の尾根道から南斜面に数基残存。群馬県古墳総覧では韮川村33号~44号墳古墳がプロットされている。市史では北端付近の一群を寺ヶ入谷地古墳群としており、横穴式石室を持つ7世紀後半の築造と推定している。藪がひどくこの2基のみ確認した。

谷を挟んで東側の内並木古墳群は物凄い藪で進入できず。内並木古墳群の南端にある馬塚古墳が調査されており、横穴式石室や円筒埴輪が検出され6世紀後半~末の築造と考えられている。
(撮影 2007/11)