11月 182024
遺跡名47A09(若宮古墳群)は、井野川と烏川の合流点左岸の段丘縁に分布しています。5世紀後半の初期群集墳と6世紀後半以降の横穴式古墳とから構成されており、それ以前は墓域を含む集落域だったようです。【アクセス】★地図★
古墳名 墳形 規模 所在地 立地 出土品、備考 引用
若宮八幡北古墳 帆立貝形墳 全長43m、後円部径南北35.6m、東西35.8m、前方部長さ10.7m、前端幅17.6m 八幡原町若宮 台地 竪穴式石室、舟形石棺、珠文鏡、大刀、鉄鏃、碧玉製勾玉、小玉、円筒埴輪、形象埴輪、須恵器 新編高崎市史

北東から。2段築造で葺き石が施されていた。1973年に発掘されている。石棺は1911年に発見されているが現存しない。

現状は桑畑で墳丘の一部が残るのみ。5世紀後半~末葉の築造と推定されている。新編高崎市史によれば上毛古墳綜覧記載の滝川村第7号墳の可能性有りとのこと。
(撮影 2004/01)