12月 302025
 

七廻り古墳群は、旧大平町西山田字向堀の沖積地にあった8基からなる古墳群です。出土品や木棺は、おおひら歴史民俗資料館に展示されています。【アクセス】東武線大平下駅から徒歩・自転車2.1km、資料館駐車場、月曜日休館★地図★
古墳名 墳形 規模 所在地 立地 出土品、備考 引用
七廻り鏡塚古墳 円墳 径約30m、高さ5m前後 西山田 沖積地 木棺・弓・木装大刀・鉾・ユキ・矢・櫛・木製品・轡・鳴鏑・木装大刀・大刀・杏葉・毛製品・頭髪 館内説明板 

1400年以上昔の木棺が信じられないほどよい状態で残っており、しかも舟形。これはコフニストならずとも必見。以下説明板の抜粋・要約。(写真は許可を得て撮影した。)群中の1基、七廻り鏡塚古墳は、昭和44年宅地造成のため削平され、そのさい2基の木棺が発見され発掘調査が行われた。木棺は5m以上の深さにあって湧水のある青色粘土層に彫りこまれており築造年代は6世紀中頃と推定されている。

1基はヒノキの舟形木棺で、全長5.49m、幅1.1m。身・蓋ともに両端に2個ずつ縄掛け突起が造り出してある。湧水中にあったためか保存状態は非常に良く、発掘当時は生木に近い部分もありヒノキ特有の芳香があったそうである。

工具の跡がよく残っておりオノ・ナタ・ヤリガンナ・チョウナを使用したものと考えられている。ノコギリの使用は認められない。弓・木装大刀・鉾・ユキ・矢・櫛・木製品・轡・鳴鏑が副葬されていたが玉類や装飾品はまったく発見されなかった。

もう1基はヒノキの組合せ木棺。蓋板1・両側板2・両小口板2・底板1の合計6枚からなる。全長2.1m、幅45cm、内部高さ13~17cm。副葬品専用のものと考えられている。木装大刀・大刀・杏葉・毛製品の他、頭髪が結ったままの形でおかれていた。

木棺から出土した木装大刀。上は舟形木棺出土の大刀で柄木の三輪玉を伴う。古墳時代のものとして完全な状態で出土したのはこれが初めて。

(撮影 2013/06)

 返信する

以下のHTML タグと属性が利用できます: <a href="" title=""> <abbr title=""> <acronym title=""> <b> <blockquote cite=""> <cite> <code> <del datetime=""> <em> <i> <q cite=""> <s> <strike> <strong>

(required)

(required)