6月 192024
 

北金井御嶽山古墳群は、鳳凰ゴルフクラブの西端、御嶽山丘陵の尾根から南斜面に分布しています。41基の古墳からなり5支群に分けられますが、ゴルフ場造成により御嶽山支群の他数基を除きほとんど墳丘を見ることはできません。そのさい東浦支群を中心に発掘調査された6基の古墳からは、直刀・鉄鏃・金環などが出土し、チャートと溶結凝灰岩(金山石)を用いた横穴式石室が確認されています。(資料 太田市史)
古墳名  墳形 規模 所在地 立地 出土品、備考 引用
御嶽山2号墳(強戸村65号古墳) 円墳 15m 北金井字殿山・西浦・東浦 山林 太田市史
御嶽山3号墳(強戸村66号古墳) 円墳 9m 北金井字殿山・西浦・東浦 山林 埴輪 太田市史
御嶽山4号墳(強戸村67号古墳) 円墳 10m 北金井字殿山・西浦・東浦 山林 埴輪 太田市史
御嶽山5号墳(強戸村68号古墳) 円墳 15m 北金井字殿山・西浦・東浦 山林 埴輪 太田市史

2号墳。1号墳のすぐ北側。背の高い墳丘が残っている。

3号墳。1号墳のすぐ東側。発掘調査された古墳は7世紀後半の築造と推定されているが、この御嶽山支群4基は埴輪を伴うことなどから6世紀後半の築造と推定される。

4号墳。3号墳のすぐ北側。

5号墳。4号墳のすぐ東側。丘陵の頂上の狭い範囲にこれら5基がかたまって分布している。群馬県古墳総覧の分布図は現地と一致していない。

御嶽山14号墳か16号墳と思われる墳丘。

(撮影 2003/04,、2024/03)

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