6月 122024
富沢古墳群は、蛇川左岸の富沢市営住宅とその周辺に分布しています。団地造成のさい調査が行われ、前方後円墳、前方後方墳、方墳、円墳、帆立貝形古墳などさまざまな墳形のもの32基が確認され、築造時期は4世紀後半から7世紀代と推定されています。現在、稲荷塚古墳他13基が団地内に現状保存されています。
古墳名 墳形 規模 所在地 立地 出土品、備考 引用
富沢古墳群17号墳 円墳 富沢町 未調査、6世紀後半 太田市史
富沢古墳群21号墳 円墳？ 富沢町 未調査、6世紀後半 太田市史
富沢古墳群22号墳 円墳？ 富沢町 未調査、6世紀後半 太田市史
富沢古墳群23号墳 円墳？ 富沢町 未調査、6世紀後半 太田市史
17号墳。13号棟の南側にある未調査の円墳。
21号墳。21,22,23号は生品神社南側に並んで築かれている。
22号墳。この南側からは帆立貝形の28,30号墳が検出されている。
23号墳。団地内には、ここ以外にも埴輪のレプリカが多く飾られていた。
（撮影 2007/06）